2003年に初代ECHELONを発売して以来、ガラスコーティングの黎明期から長年にわたりご愛顧いただいております。2005年には二代目のECHELON New Versionをリリースし、その後もマーケットの変化や現場のニーズに応えるため、さらなる向上を目指し「ECHELON Ver.3.0」の開発に取り組んでまいりました。最新バージョンでは、液剤の揮発性に着目し、蒸発までの時間を調整することで、拭き取り作業における柔軟性を向上させることに成功しました。また、業界に先駆けてサステナビリティへの取り組みを行い、キシレンを含有しないことで環境負荷を低減し、施工時の刺激臭も軽減しております。さらに、近年需要が高まっているスプレーガンでの吹付施工にも対応できる大容量タイプの提供も開始しました。これにより、手作業では困難なヒンジなどの複雑な形状はもちろん、モーターサイクルにおいてもエンジンのフィン部分など、細部への施工が効率的に行えます。

• 完全無機を実現
  無機ポリシラザンの中でもメチル基をまったく持たない完全な無機被膜形成を実現。
• ECHELON初期から継続する性能
  約1000℃までの耐熱性や高い密着性を保ちながら、素材の風合いを損なわずに自然な仕上がりを維持。
• 刺激臭の排除
  溶剤からキシレンを使用しないことで環境負荷を軽減し、キシレン特有の刺激臭を排除。
• 施工性の向上
  液剤の揮発性をコントロールすることで、拭き取りの作業性を大幅に向上。
• 撥水・親水　選べる被膜
  耐候性と硬度を実現したベースに加え、二層目で専用の撥水もしくは親水促進剤を塗布し、希望の形を実現。
• ガン吹き施工も可能　幅広いニーズに対応
  一般的な手塗りによる施工はもちろんのこと、揮発性が高いため、スプレーガンでの施工も可能。